第二次世界大戦後は、「金本位制を前提として、アメリカドルを基軸通貨とする固定相場制」、いわゆるブレトンウッズ体制という通貨体制がとられました。
第二次世界大戦が終わり、平和がおとずれた世界では、この通貨体制のもとで、順調に経済が成長していきました。
敗戦し、国土は焼け野原となった日本も、高度経済成長を成し遂げることができました。
しかし、この固定相場制は、1973年に終わりを迎えることとなりました。
固定相場制が終わった原因は何でしょうか。
それは、アメリカが行った朝鮮戦争、ベトナム戦争と、日本の高度経済成長が関係するのです。
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