2010年10月14日

サブプライムローン・バブルの発生と崩壊4

この記事は「予備知識無しでもよく分かる経済解説」シリーズです。


住宅バブルの発生

住宅ローン会社がサブプライムローンを貸し、金融機関がこれを買い取り、小口証券化して世界中の投資家に販売する、という流れは加速度を増していきました。

サブプライムローンを貸し、金融機関に売って、手数料を受け取り、その手数料を元手にまたサブプライムローンを貸す、という回転をとにかくできる限り多く回すことで、住宅ローン会社は大儲けすることができました。

サブプライムローンが普及するにしたがい、返済能力に不安のある人しか残らなくなってきました。しかし、住宅ローン会社は借り手の借金返済能力を気にせず彼らに貸し付けました。なにしろ、住宅ローン会社は債権を金融機関に売却してしまいますので、もし貸し倒れが起きたとしても、自分たちには全く損失が発生しないのです。

住宅ローン会社の間での、サブプライムローン貸し付け競争は激化していきました。

通常なら住宅ローンを貸せない人への貸し付けもエスカレートしていき、外国からアメリカに移住してきて英語が分からず契約書を書けない人や、必要な書類を揃えられないような人にまで、サブプライムローンを勧めるようになりました。
続きを読む「サブプライムローン・バブルの発生と崩壊4」


posted by Tabbycat at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・経済を知る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。