2011年01月28日

池田信夫「希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学」

希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学

本書は、他の中身スカスカの経済本とは根本的に異なる。無駄な頁は1ページもなく中身が濃い。ダレ場が一切なく全ページに渡って展開される濃密な論考は著者の力量によるものである。

終身雇用、年功序列制度、企業年金制度では、正社員は若い頃に低賃金で働き中高年になってノン・ワーキング・リッチになる。若い頃に会社に貯金し年を取って引き出す仕組みのため、途中で転職するインセンティブがない。これが優秀な人材が非効率な成熟企業に滞留し、新たな成長企業に移動しない原因となっている。
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2011年01月27日

仕事するのにオフィスはいらない

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)

人は気付かないうちに、自分が一日に吸収できる情報の量やアウトプットの量に上限を設けています。本書はこのことを読者に気付かせ、仕事量にブレイクスルーを起こさせます。

著者の佐々木俊尚氏はIT関連のフリージャーナリストとして著名な方です。佐々木氏の仕事量は有名で、毎月8本の雑誌連載と4本のウェブ連載、年間4〜5冊の書籍刊行、論壇誌などの単発の原稿執筆年間20〜30本、執筆文字数は月間15万字前後(400字詰め原稿用紙400枚程度)という物凄さです。さらに講演会や勉強会講師を年間50回程度こなしています。

ワーカホリックというわけではなく、毎日の食事はすべて自分が担当し、一日の家事に割く時間は2時間に上るそうです。一日5キロのジョギングを欠かさず、毎年2週間以上の海外リゾートを楽しんでおられます。

佐々木氏が大量のアウトプットを創出する秘訣は、「いつでもどこでも情報収集とアウトプットができる仕組みを作る」の一言に尽きます。続きを読む:仕事するのにオフィスはいらない
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2011年01月22日

ショーペンハウエル「読書について」

ショーペンハウエル著「読書について」は、読書好きな方なら苦笑、微笑、爆笑、時には「うーむ」とうなりながら読めることうけあいの本です。

ハッとさせられた頁に付箋をはってたら付箋だらけになってしまいます。

「読書とは他人にものを考えてもらうことである。一日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でものを考える力を失ってゆく。」本書の表紙にこう書いてあるとおり、本を読だけでなく、自分で考えろ!と主張する本です。
 
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2011年01月21日

スティーブジョブス氏のスタンフォード大学卒業式での祝賀スピーチ

スティーブ・ジョブス氏の回復をお祈りします。

私の周辺で回ってきたメールを貼り付けます。以前に読んだことがありましたが、読み返し改めて鼓舞されました。


2005年米国スタンフォード大学卒業式でのスティーブジョブス氏の祝賀スピーチ

PART 1. BIRTH

ありがとう。世界有数の最高学府を卒業される皆さんと、本日こうして晴れの門出に同席でき大変光栄です。実を言うと私は大学を出たことがないので、これが今までで最も大学卒業に近い経験ということになります。

本日は皆さんに私自身の人生から得たストーリーを3つ紹介します。それだけです。どうってことないですよね、たった3つです。最初の話は、点と点を繋ぐというお話です。

私はリード大学を半年で退学しました。が、本当にやめてしまうまで18ヶ月かそこらはまだ大学に居残って授業を聴講していました。じゃあ、なぜ辞めたんだ?ということになるんですけども、それは私が生まれる前の話に遡ります。
 

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2011年01月20日

グル―ポンが無茶をする本当の理由

グル―ポンのCEOがスカスカおせち事件についての謝罪をYoutubeに掲載しました。
http://www.youtube.com/watch?v=CDMLMFxEY4A

おせちの他にも、「期間2ヶ月のクーポンを買って予約しようとしたら3ヶ月先まで満席といわれた」「国産の冷凍食品餃子を買ったら中国産だった」などの事例がネット上で報告されています。

「なぜ、こんなすぐばれる嘘をつくのか?」と理解に苦しんでいる方も多いでしょう。
 
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2011年01月18日

タイガーマスク現象、世界に広がる

先日の記事で紹介した、平成のタイガーマスク坂本博之氏のインタビューがフジテレビ「ニュースジャパン」で放送されました。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00191104.html


このタイガーマスク現象、世界のメディアでも取り上げられているようです。

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2011年01月14日

平成の伊達直人/タイガーマスク、坂本博之

タイガーマスクの正体である「伊達直人」氏からある児童養護施設へランドセルが送られた。これをきっかけに、さまざまな「伊達直人」氏から全国の児童養護施設にランドセルや文房具、お金が贈られている。プレゼントは300件を超えたらしい。この明るいニュースは広く報じられているので、日本全国知らない人はいないだろう。

伊達直人現象が起きるずっと以前から、養護施設へ寄付をするだけでなく、お菓子やプレゼントをもって全国の養護施設を訪問している、伊達直人のような人物がいる。
 
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2011年01月13日

トイレは思考(シッコ)と空想(クソ)の場所である ――ゲーテ

トイレは思考(シッコ)と空想(クソ)の場所である ――ゲーテ

ゲーテというのは冗談です。真に受けないでください。昔漫画か小説のあとがきで読んだような気がするのですが、思い出せません。。。

思考や空想、つまりアイデアは、机についているときでなく、トイレやベッド、電車の中にいるときなどに思いつくことが多いです。

昔の人は、これを厠上、床上、馬上の三上と呼びました。

三上で思いついたアイデアは、ほうっておくと忘れてしまい二度と思い出せなくなります。メモする道具を常に持ち歩き、思いついた瞬間にメモすることが重要です。

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2011年01月12日

これからの「正義」の話をしよう


「これからの「正義」の話をしよう」は、出版されて半年も経っているのに未だに大人気の本です。私も読みましたが、何度も読み返す価値のある本だと思います。

「人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか?」
「金持ちに高い税金を課し、貧しい人びとに再分配するのは公正なことか?」
「前の世代が犯した過ちについて、私たちに償いの義務はあるのか。」
「検察官の兄が、殺人犯の弟を匿うべきか?逮捕起訴すべきか?」

本書はこのような正解のない問題を題材に議論を左右に操りつつ、アリストテレス、ロック、カント、ベンサム、ミル、ロールズ、そしてノージックなどの古今の哲学者の考え方を紹介していきます。
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2011年01月08日

ユーロ通貨に家族の絆を学ぶ

スティグリッツ氏がユーロ消滅の可能性について述べています。

ユーロは消滅も、債務危機の対応不足なら−スティグリッツ氏

1月5日(ブルームバーグ):ノーベル経済学賞受賞者のジョゼフ・スティグリッツ米コロンビア大教授は、長期的な安定を確実にする追加措置が取られなければ、ユーロは消滅する可能性もあるとの見解を示した。フランス紙リベラシオンに語った。

  同教授はインタビューで、現在の安定基金は「小国への一時的な救済」しかもたらさないと指摘。スペインやイタリアなど大国の財政も「危うい」とし、状況がさらに悪化すれば共通通貨への圧力が強まるだろうと述べたと同紙は伝えている。

  同紙によると、スティグリッツ教授は、長期的安定に向けた連帯責任基金などの「適切な政策とバランスのとれた制度」がなければ、ユーロは存続できないかもしれないと語った。



ユーロ加盟国には、1年間の国債発行上限をGDP対比3%以内、累積国債発行残高をGDP対比60%以内に抑えるという条件があります。加盟国の一部が大量に国債を発行したりしてユーロの信用を落としてしまうことを防ぐためです。
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