2011年01月28日

池田信夫「希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学」

希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学

本書は、他の中身スカスカの経済本とは根本的に異なる。無駄な頁は1ページもなく中身が濃い。ダレ場が一切なく全ページに渡って展開される濃密な論考は著者の力量によるものである。

終身雇用、年功序列制度、企業年金制度では、正社員は若い頃に低賃金で働き中高年になってノン・ワーキング・リッチになる。若い頃に会社に貯金し年を取って引き出す仕組みのため、途中で転職するインセンティブがない。これが優秀な人材が非効率な成熟企業に滞留し、新たな成長企業に移動しない原因となっている。
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posted by Tabbycat at 05:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・経済を知る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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