
バーナンキ議長が量的緩和縮小を見送ると発表して以降、株価は上昇傾向にあります。米国株、日本株に続き、なぜか政府債務問題や不良債権問題が解決したわけじゃない欧州でも株価が上がっています。
これは、金融緩和政策でお金が市場に供給され、しかも金利が低く抑えられているので、少しでも高い金利や価格上昇期待を求めて投資家資金がリスク資産に流れ込んでいるためです。
金融緩和は本来、雇用を増やし失業率を低下させるために実施されているのですが、お金は人を雇うためでなく、投資に使われています。
「次に上がるのはどこの株だ?」とばかりに世界中の株式市場をお金が駆け巡っています。
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