2015年09月16日

英エコノミスト誌、山口組分裂をとりあげる。

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英エコノミスト誌"Doing the splits"(分裂)からの抜粋です。山口組の分裂が取り上げられました。

The split has partly to do with the economy. Two decades of Japan’s flirting with deflation has made it harder to extort money from businesses, yet the Yamaguchi-gumi kept its membership dues high. Criticism over Mr Tsukasa’s leadership was a factor too. Other factions have long resented the dominant position of his Kodo-kai, the most go-ahead yakuza group that has tried to expand beyond its base in Nagoya into gleamingly prosperous Tokyo and the rest of the Kanto region of eastern Japan. Mobsters in the port cities of Kobe and Osaka were left with slimmer pickings as industry declined.

(和訳)
経済環境も、山口組の分裂の要因の1つだ。20年も日本でデフレが続く間に、企業から金をゆすり取ることがますます難しくなっていった。にもかかわらず、山口組への上納金は高額のままに維持されてきた。山口組組長の司(つかさ)氏のリーダーシップへの批判も分裂の要因の1つだ。司氏の弘道会が本拠地の名古屋から、輝かしい繁栄を見せる東京やその他関東へ進出してきたことに対し、他の派閥は長い間不満を持っていた。神戸の沿岸都市や大阪の暴力団員は、産業の衰退とともに収入が細っていく状況に置かれたままだった。

(語彙)
flirf with: 〜といちゃつく
extort: (金を)ゆすりとる、強要する。
faction: 派閥
gleam: 光る。輝く。
mobster: 暴力団員
slim picking: わずかな収入

(コメント)
漫画やドラマにでてくるステレオタイプの「ヤクザ」は、悪いことをして贅沢な生活をしているように描かれますが、実際は経済環境と無縁
ではいられないようです。

ところで、この記事の他の部分では、暴力団員は自分達のことを弱者と考えており、差別がますます酷くなっていることや、子供が学校で虐められていることに不満を持っているということが紹介されています。

また、長年にわたる政治家との関係などにも触れています。

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2015年09月14日

英エコノミスト誌"Some Martyr"(ある殉教者)

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英エコノミスト誌"Some Martyr"(ある殉教者)からの抜粋です。

JAILING Kim Davis for five nights has made her a misleading martyr to a misguided cause. Ms Davis is a clerk in Kentucky who adamantly refused to dispense marriage licences to same-sex couples. Her offence−to break the law in order to preserve her conscience−was even more wrongheaded than her punishment. Though she is now free again, her supporters, including several Republican presidential candidates who ought to know better, see her brief incarceration as the brutal triumph of secular tyranny. They exaggerate both Ms Davis’s nobility and the threat faced by Christian America.

(和訳)
Kim Davis氏を5日間拘置したことで、彼女は人を間違った方向へ導く殉教者になってしまった。Davis氏はケンタッキー州の事務員だが、同性愛婚者に結婚許可証を発行することをかたくなに拒否した。自分の宗教的良心を守るために法律を犯すという行為は、彼女が受けた処罰よりも罪深い。彼女は現在釈放されたが、共和党大統領候補者を含む彼女の支持者は、彼女の投獄を、暴政による残酷な征服だとみなしている。彼らはDavidの高潔さとアメリカのキリスト教徒が直面する恐怖を誇張している。

(語彙)
martyr: 殉教者。
cause: 原因。目的。理念。
adamantry: 断固として。かたくなに。
conscience: 良心。道義心。
wrongheaded: 間違った。
incarceration: 投獄。
secular: 非宗教的な。
tyranny: 独裁国家。暴政。

(コメント)
アメリカでは、最高裁が同性愛婚を合法とする判決を出しました。これにより全米で同性愛婚者の結婚が実現していますが、ケンタッキー州で結婚許可証を出さない事務職員がでて問題になっています。

性的マイノリティと宗教が関わる難しい問題なので、浅学な私のコメントは控えたいと思います。

一点不思議なのは、ケンタッキー州オフィスの事務体制です。なぜ1人の事務員が発行を拒否しただけで、州オフィスとしての発行が不可能になるのでしょうか。David氏の上司なり、最終的には州知事が発行を認めることはできないのでしょうか。

日本であれば、彼女の宗教的信念を尊重しつつも別の仕事をアサインするなど、穏便な解決を図るような気がします。

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2015年09月11日

英エコノミスト誌、引き続きメルケル首相の英断を支援

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英エコノミスト誌"Exodus"(大量出国)からの抜粋です。

FOR too long Europe has closed its eyes to Syria’s foul and bloody civil war, and tried to keep the suffering multitudes out. Suddenly the continent’s gates have been pushed open by two political forces. One is moral conscience, belatedly wakened by the image of a drowned Syrian child on a Turkish beach. The other is the political courage of Angela Merkel, the German chancellor, who told her people to set aside their fear of immigrants and show compassion to the needy.
(和訳)
長い間、欧州はシリアにおける悲惨で血みどろの戦争に対し眼をそむけ、被害を受けた庶民を遠ざけようとしてきた。突然、欧州大陸の門がシリア難民に対して開かれた。2つの政治的力学が働いたためだ。1つは、溺れ死んだシリア人の子供の遺体がトルコの海岸に横たわる映像が、欧州各国の道徳的良心を遅ればせながら目覚めさせたこと。もう1つはアンゲラ・メルケル独首相の政治的勇気だ。彼女はドイツ国民に対し、移民に対する不安感を脇へ押しやり、困窮するシリア難民への同情を示そう、と訴えた。

(語彙)
multitude: (力を持たない)大衆、庶民。
belatedly: 遅れて。遅ればせながら。
conscience: 良心。道義心。
compassion: 同情。憐れみ。
needy: 困窮している人達。

(コメント)
先週号の記事に引き続き、英エコノミスト誌はメルケル独首相のシリア難民引き受けを支持しています。世論が二分されている中、一流誌からの支持は影響力をもつのでしょう。

シリア難民問題は、日本ではなんとなく他人事のように受け止めれているように感じます。遠く離れているし、日本への移住を希望するシリア難民がいる様子でもないので致し方ないですが。

しかし、難民問題は日本周辺でも起きる可能性は十分あります。というか、ミャンマーの少数民族ロヒンギャの難民問題は解決されていません(そういえば最近ロヒンギャ問題の報道がないような・・・)。

また、朝鮮半島で有事が勃発すれば、北朝鮮人が陸の国境や海を越えて韓国や中国へ大量に出国する可能性もあります。そうなると韓国や中国は周辺国へ何らかのサポートを依頼するかもしれません。北朝鮮人が荒波の日本海を越えて日本に直接来ることは考えにくいですが。

そういう意味でも、今のシリア難民問題の動向に無関心でいてはいけないと思います。

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2015年09月10日

英エコノミスト誌、中国政府を酷評

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英エコノミスト誌"Unnatural aristocrats"(不自然な貴族階級)からの抜粋です。


CLOSELY tracking the Shanghai Composite Index in its downward slide in August was the reputation of China’s government for consistency, competence and even common sense. Worse, its hapless response to the bursting of a stockmarket bubble, which its own propaganda had helped to inflate, was only one of a number of bungles. It mismanaged a modest devaluation of its currency, the yuan. And a catastrophic explosion in the northern port city of Tianjin revealed appalling lapses in the enforcement of regulations. All governments make mistakes. But China’s bases its legitimacy on its performance rather than a popular mandate. Now foreigners and citizens alike are asking whether the Chinese authorities have lost the plot.
(和訳)
8月に急落した上海総合指数に中国政府は過度に介入したが、これは中国政府が一貫しており、じつに有能で、しかも素晴らしい良識を持ち合わせていることを示すものだ。しかも、中国政府によるプロパガンダも一役かって膨張した株式バブルが崩壊した際の中国政府のお粗末な対応は、政府の数多い失策の1つに過ぎない。中国政府は人民元レートの引き下げでも失敗した。天津の港湾での壊滅的な大爆発によって、規制の整備が全くできていないという事実がさらけ出された。全ての政府は間違いを犯すものだ。しかし、中国政府の正当性は、選挙によってでなく、その実績によって支えられている。今、諸外国や中国人民は中国政府が道筋を失ったのではないかと問い始めている。

(語彙)
consistency: 一貫性
competence: 常識。良識。
haples: 不幸な。
inflate: 膨らます。価格を上昇させる。
bungle: 失策。へま。
apalling: まずい。ひどい。
lapse: ミス。失敗。


(コメント)
最初の一文は皮肉なのでそんな雰囲気に訳しました。が、上手くっているかどうか。。。

中国株暴落と人民元切り下げと天津大爆発は歴史残るイベントになるでしょうから今回とりあげました。

選挙でなく、「中国共産党は優れている」という名目で現在の中国政府は正当性を保っているのですが、立て続けに管理能力を疑われる事態が発生しました。

その余波をくらって世界で株価が下落しています。リーマンショックでもギリシャショックでも、「内部で何が起きてるかわからない」というのが危機を大きくした理由でした。

サブプライムローンの中身が分からないから関連証券が投げ売られました。ギリシャ財政の粉飾が明らかになって、ギリシャ経済が本当はどうなってるのか分からないからギリシャ国債は投げ売られました。

今は、中国の経済指標が信用できなくて、中国経済が実際どうなっているのか分からないから不安が広がっています。

中国政府の意思決定プロセスや経済動向の透明性がはかられない限り、「中国発ショック」が起きる可能性は常につきまといます。

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2015年09月09日

GEの前CEOジャック・ウェルチが語る「官僚的大企業で出世する方法」

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"Jack: What I've learned leading a great company and great people"からの抜粋です。

What I was trying to do was “get out of the pile.” If I had just answered his questions, it would have been tough to get noticed. Bosses usually have answers in mind when they hand out questions. They’re just looking for confirmation. To set myself apart from the crowd, I thought I had to think bigger than the questions posed. I wanted to provide not only the answer, but an unexpected fresh perspective.

(和訳)
私がやろうとしたのは「大勢の中から抜け出す」ことだった。もし私が上司からの質問にただ答えるだけだったら、私の存在を上司に知らしめることはできなかっただろう。上司達は部下に何か質問するとき、実は既に答えを持っていて、それが正しい確認したいだけだ。集団からとの差別化を図るために、私は上司から与えられた質問よりも、より大きな視野で考えなければならないと思った。質問に対する答えだけでなく、上司が予想していなかった新鮮な視点を提出するよう努めた。

(語彙)
pile: 積み重ね。山。大量。
crowd: 群れ。集団。
perspective: 視点

(コメント)
「上司の期待を上回る仕事をする」というのは自分の評価を高めるうえでの鉄則です。

とはいうもの、ジャック・ ウェルチ氏のように、上司から求められた以上結果を常に出し続けるのは簡単ではありません。また、ちゃんと空気を読まないと、プラスαの仕事を加えて提出したのに上司から「余計な事に時間を使うな。暇なのか!」とマイナス評価につながることもあるので注意しましょう。

そこでオススメな代替策は、「上司の期待よりも早く仕事を終わらせる」という方法です。仕事を早くやって怒られることは、ほとんどありません。テキパキと早く仕事を片付けていると上司から信頼が高まり、レベルが一段上の仕事を任せてもらえます。そこで頑張れば、上司の期待以上の仕事をしたことになります。

普通(以下)の人は、上司からの仕事を振られたら、振られた内容の8割程度の仕事しかせず、しかも〆切ギリギリかやや遅れて提出します。早めに出してしまうとやり直しや追加を命ぜられるからです。
(私も時々はこの作戦をつかいますが。。。)

どうせ仕事するなら、仕事から逃げずに、仕事を攻めたいものです(自戒を込めて)。




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2015年09月08日

英エコノミスト誌、メルケル独首相の難民保護を絶賛

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英エコノミスト誌"Merkel the bold"(勇敢なメルケル)からの抜粋です。

ANGELA MERKEL may be the most powerful politician in Europe, but she has rarely shown much inclination for bold leadership. Both in domestic politics and, especially, during the euro crisis, the German chancellor’s style has been one of cautious incrementalism. She has eschewed sweeping visions, put off decisions whenever possible and usually reflected, rather than shaped, public opinion. The European Union has paid a heavy price for her small-bore instincts, not least because they made the euro-zone crisis deeper and more protracted than it needed to be.

(和訳)
アンゲラ・メルケル氏はおそらく欧州で最も強い権力を政治家だ。しかし、これまで彼女が大胆なリーダーシップを見せることは稀だった。特に、欧州債務危機の時、メルケル独首相の政治家スタイルは慎重な漸進主義だった。ビジョンを掲げることを避け、意思決定を可能な限り先送りし、世論を形成する政治でなく、世論を反映する政治を志向してきた。彼女の政治家本能が狭量なために、EUは大きな代償を払ってきた。たとえば、ユーロ危機を必要以上に深刻化させ、長期化させた。

(語彙)
incrementalism: 漸進主義
eschew: 避ける。慎む。
small-bore: 小口径の。狭量な。
instinct: 本能。
protract: 長引かせる。

(コメント)
上記のようにメルケル独首相の政治家として慎重なスタイルを批判していますが、この後の記事では、メルケル氏がシリア難民の受け入れ拡大を発表したことを大絶賛しています。

例えば「『欧州が難民問題を解決できないとしたら、それは私たちが望む欧州ではない』というメルケル氏の言葉は、EUやユーロの理念と難民問題を直接結びつけるもので、こんな言葉を言える政治家は多くはあるまい」など。

「世論を形成する政治でなく、世論を反映する政治」を志向するメルケル氏ですが、今回の難民問題については欧州の理念を訴えることで、世論をリードしようとしているようです。

ところで、「世論を形成する政治でなく、世論を反映する政治」は、一概に悪いとは言えません。ポーランド家系の東ドイツ出身のメルケル氏が、ドイツ首相として、魑魅魍魎とした欧州の政界で渡り合っていくには必要な戦略ともいえます。

政治に限らず企業内においても当てはまるのですが、一見複雑で意見の一致が難しそうな問題でも、一週間くらい寝かしておくと、いつの間にか意見が自然と集約されて道筋が見えることがあります。

この場合、意思決定を急がず、しばらく様子見しておいて、見えてきた道筋に沿った意思決定をするのが賢いやり方です。

今回のメルケル氏の決断は勇敢ですが、リスクをとったとも言えます。リスクをとったのは、おそらくメルケル氏の政治家としての理念がそうさせたのでしょう。ドイツでは難民受け入れ反対デモが起きるなど、世論は二分されているようです。

今後を見守りたいと思います。

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2015年09月07日

英エコノミスト誌「壊滅的なブラジル経済」

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英エコノミスト誌"All fall dow"(全ては崩れ去る)からの抜粋です。

The end of the global commodity boom and a confidence-sapping corruption scandal, after years of economic mismanagement, have extinguished growth. Brazil’s GDP is expected to contract by 2.3% this year. Fast-rising joblessness, together with falling real private-sector pay and weak consumption, are squeezing tax receipts. Meanwhile rising inflation, allied to a free-falling currency, means investors demand higher returns on government debt. The result is a budgetary disaster. This year a planned primary surplus (ie, before interest payments) has vanished. Once interest payments are included, the total deficit this year is projected to be 8-9% of GDP.

(和訳)
何年間も稚拙な経済運営をしたあげく、世界的なコモディティ・ブームの終わりと腐敗スキャンダルによる信頼失墜が、ブラジルの経済成長を台無しにしてしまった。ブラジルのGDPは、今年2.3%に縮小すると予想されている。失業者の増加、民間企業の実質賃金の下落、そして消費の減少によって、税収は減少している。一方、物価の上昇と通貨の下落によって、多くの投資家はブラジル国債に対しより高い利回りを要求する。これらの結果は財政の崩壊だ。今年計画されていた(利払い前)プライマリーバランスの黒字は消滅してしまった。これに利払いが加わると、合計赤字額はGDPの8〜9%にのぼる見通しだ。

(語彙)
sap: 搾り取る。奪う
squeeze: 絞る

(コメント)
一時はBRICSの一角ともてはやされていたブラジルですが、商品相場の上昇による輸出増に頼っていただけということが明らかになりました。


しばらくはブラジル経済の回復はなさそうです。

これを他山の石としなければなりません。今の日本企業の成長は円安のおかげです。

円安のうえにあぐらをかかず、企業改革をすすめなければ、いつかブラジルの二の舞になる可能性があります。

「勝って兜の緒を締めろ」の言葉通り、調子の良い時こそ引き締めなければなりません。これが難しいからこそ、このような格言があるのですが。。。

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2015年09月04日

IMFラガルド専務理事がインドネシアのエリート達に贈った感動スピーチ

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IMFラガルド専務理事のインドネシア大学でのスピーチからの抜粋です。

To conclude, I am sure that Indonesia’s leadership role on the global stage is set to grow.
The world needs economies like Indonesia to be engaged and active in forging a new form of global cooperation. One that reflects ongoing shifts in the global landscape, where dynamic economies such as Indonesia have their rightful place.
Your country has immense potential, and its destiny lies in your hands. You will be the leaders of the change that will enable Indonesia to soar to new heights.
Let the Garuda spread its wings!
Thank you.

(和訳)
インドネシアが世界の舞台でリーダーシップを発揮する機会は多くなると確信しています。

経済成長力を持つインドネシアのような国が、グローバルな協働体制の新しい枠組の構築に積極的に関わることを、世界は必要としています。新しい枠組は、現在変化を続ける世界のありさまを反映したもので、インドネシアのようなダイナミックな経済が正当な地位を獲得するものになるでしょう。

皆さんの国は非常に大きなポテンシャルを秘めています。インドネシアの運命は皆さんの手にかかっているのです。皆さんは変革のリーダーとなり、インドネシアを新たな高みまで上昇させることでしょう。

ガルーダに翼を開かせようではありませんか!

ご静聴ありがとうございました。

(語彙)
forge: 築く、前進する
rightful place: 正当な立場・地位
immense: 莫大な
destiny: 運命
Garuda: 伝説上の巨大な鳥。インドネシアの国章。

(コメント)
IMFのラガルド理事が、インドネシア大学の学生に向けたスピーチの最後の部分です。

未来のリーダーに向けた熱のこもった内容で、インドネシアの国章となっている神鳥ガルーダを題材に使う所など、聴衆の立場にたったスピーチとして参考になります。

インドネシアは現在、中国景気の減速による資源価格下落の影響で、景気はよくありません。若い労働力は多いのですが、失業率が高く、人的資源を有効活用できていません。ラガルド理事のスピーチでは、これらの点を踏まえた上で、今後のインドネシアに必要な改革(インフラ投資、教育、より開かれた社会など)を具体的に述べています。そして、これらの変革を実行するのは皆さんですよと一流大学の学生達に訴えているわけです。

このスピーチに発奮した若者の中から、次世代のリーダーが誕生することでしょう。

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2015年09月03日

英エコノミスト誌 "Core Concern"(日銀の憂鬱)

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英エコノミスト誌 "Core Concern"(日銀の憂鬱)からの抜粋です。

AFTER two years of remission, Japan seems likely to sink back into the “chronic disease” of deflation, as Haruhiko Kuroda, the governor of the Bank of Japan (BoJ), calls it. New data are expected to show on August 28th that core CPI, the central bank’s preferred indicator of inflation, turned negative in July for the first time since the bank launched a big programme of quantitative easing (printing money to buy bonds) in April 2013. At the time, it pledged to lift inflation to 2% in two years.

(和訳)
2年の小康状態の後、日本は再び、黒田日銀総裁が言う所「慢性病」的デフレ状態に戻ったようだ。日銀が最も好んで使う物価指標であるコアCPIが8月28日に発表されたが、2013年4月に量的緩和開始(紙幣を印刷して国債を買うこと)して以来はじめて、7月にマイナスとなった。量的緩和開始した当時、2年以内に物価上昇率を2%まで上昇させると日銀は公約していた。

(語彙)
remission: 小康、免除、免罪
pledge: 誓約、公約

(コメント)
黒田日銀総裁が2年以内に物価上昇率を2%に上げると宣言し、異次元緩和を開始しましたが、物価上昇率がマイナスとなるデフレに戻ってしまいました。

中国景気の減速による原油安の影響もあるので、全てが日銀の失敗とはいえません。

次の注目点は、「また黒田バズーカが発射されるか?」です。これまで黒田バズーカが発射されたときは、円安と日本株高が一気に進みました。

今は、円安も株高も一服しています。弱い相場が続き世間の雰囲気が弱気になってきた頃に、意表をつくタイミングでバズーカが発射されるかもしれません。

円売り株買いの好機か?
(投資・投機は自己責任で!)


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posted by Tabbycat at 11:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・経済を知る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

英エコノミスト誌 "Core Concern"(日銀の憂鬱)

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AFTER two years of remission, Japan seems likely to sink back into the “chronic disease” of deflation, as Haruhiko Kuroda, the governor of the Bank of Japan (BoJ), calls it. New data are expected to show on August 28th that core CPI, the central bank’s preferred indicator of inflation, turned negative in July for the first time since the bank launched a big programme of quantitative easing (printing money to buy bonds) in April 2013. At the time, it pledged to lift inflation to 2% in two years.

(和訳)
2年の小康状態の後、日本は再び、黒田日銀総裁が言う所「慢性病」的デフレ状態に戻ったようだ。日銀が最も好んで使う物価指標であるコアCPIが8月28日に発表されたが、2013年4月に量的緩和開始(紙幣を印刷して国債を買うこと)して以来はじめて、7月にマイナスとなった。量的緩和開始した当時、2年以内に物価上昇率を2%まで上昇させると日銀は公約していた。

(語彙)
remission: 小康、免除、免罪
pledge: 誓約、公約

(コメント)
黒田日銀総裁が2年以内に物価上昇率を2%に上げると宣言し、異次元緩和を開始しましたが、物価上昇率がマイナスとなるデフレに戻ってしまいました。

中国景気の減速による原油安の影響もあるので、全てが日銀の失敗とはいえません。

次の注目点は、「また黒田バズーカが発射されるか?」です。これまで黒田バズーカが発射されたときは、円安と日本株高が一気に進みました。

今は、円安も株高も一服しています。弱い相場が続き世間の雰囲気が弱気になってきた頃に、意表をつくタイミングでバズーカが発射されるかもしれません。

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