2015年09月10日

英エコノミスト誌、中国政府を酷評

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英エコノミスト誌"Unnatural aristocrats"(不自然な貴族階級)からの抜粋です。


CLOSELY tracking the Shanghai Composite Index in its downward slide in August was the reputation of China’s government for consistency, competence and even common sense. Worse, its hapless response to the bursting of a stockmarket bubble, which its own propaganda had helped to inflate, was only one of a number of bungles. It mismanaged a modest devaluation of its currency, the yuan. And a catastrophic explosion in the northern port city of Tianjin revealed appalling lapses in the enforcement of regulations. All governments make mistakes. But China’s bases its legitimacy on its performance rather than a popular mandate. Now foreigners and citizens alike are asking whether the Chinese authorities have lost the plot.
(和訳)
8月に急落した上海総合指数に中国政府は過度に介入したが、これは中国政府が一貫しており、じつに有能で、しかも素晴らしい良識を持ち合わせていることを示すものだ。しかも、中国政府によるプロパガンダも一役かって膨張した株式バブルが崩壊した際の中国政府のお粗末な対応は、政府の数多い失策の1つに過ぎない。中国政府は人民元レートの引き下げでも失敗した。天津の港湾での壊滅的な大爆発によって、規制の整備が全くできていないという事実がさらけ出された。全ての政府は間違いを犯すものだ。しかし、中国政府の正当性は、選挙によってでなく、その実績によって支えられている。今、諸外国や中国人民は中国政府が道筋を失ったのではないかと問い始めている。

(語彙)
consistency: 一貫性
competence: 常識。良識。
haples: 不幸な。
inflate: 膨らます。価格を上昇させる。
bungle: 失策。へま。
apalling: まずい。ひどい。
lapse: ミス。失敗。


(コメント)
最初の一文は皮肉なのでそんな雰囲気に訳しました。が、上手くっているかどうか。。。

中国株暴落と人民元切り下げと天津大爆発は歴史残るイベントになるでしょうから今回とりあげました。

選挙でなく、「中国共産党は優れている」という名目で現在の中国政府は正当性を保っているのですが、立て続けに管理能力を疑われる事態が発生しました。

その余波をくらって世界で株価が下落しています。リーマンショックでもギリシャショックでも、「内部で何が起きてるかわからない」というのが危機を大きくした理由でした。

サブプライムローンの中身が分からないから関連証券が投げ売られました。ギリシャ財政の粉飾が明らかになって、ギリシャ経済が本当はどうなってるのか分からないからギリシャ国債は投げ売られました。

今は、中国の経済指標が信用できなくて、中国経済が実際どうなっているのか分からないから不安が広がっています。

中国政府の意思決定プロセスや経済動向の透明性がはかられない限り、「中国発ショック」が起きる可能性は常につきまといます。

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posted by Tabbycat at 12:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・経済を知る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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