2009年03月07日

生産性を上げる10の方法:その4に関するコメント

前回の和訳記事生産性を上げる10の方法:その4に関する、私のコメントです。

私のコメントが長くなってしまうので、二つに分けています。

まずは和訳記事をお読みいただいて、以下のコメントをお読みいただけますと幸いです。


(訳者コメント)

「断る」ことは重要です。頼まれるのが、重要度の低い仕事ならまだましなほうで、飲み会や社内ゴルフコンペ、子供の幼稚園や学校や習い事の父兄会役員などなど、日本の会社や地域等の共同体では、「引き受けたくないが断るのは気が引ける」案件が舞い込んでくるケースは非常に多いように感じます。これらを全て引き受けていたら、身が持ちません。適度に断ることは、生産性を上げる方法であると同時に、自分の身を守る大事な処世術でもあります。

私は大学を卒業して就職した当初、この「断る」ということができずにずいぶんと苦労し、精神的にきつい思いをしたものです。バブル期入社の先輩がタバコを吸っている隣で、本来その先輩がやるべき仕事をこなし、社内飲み会の幹事は全て私、飲み会の度に新作宴会芸の披露が義務、ゴルフコンペは参加必須、自社製品や取引先企業の商品の自腹による購入義務、エトセトラエトセトラ、、、

(今振り返ってみると、社会人として鍛えられた、良い経験だと思えるので、全否定はしませんが)

当時、海外勤務できる可能性が低いのにもかかわらず英語の勉強に没頭していたのは、この環境から何とか抜け出したいという気持ちがあったのではないかと思います。

今は幸運もあって、恵まれた環境にあり、断りきれないことが原因での時間やお金や心の平和をロスすることはほとんどなくなりましたが、それでも断ることが必要な局面もあります。

そんな時は、相手の心象を害さないような心配りが大切です。

そのためには、「ノー」という言葉を使わずに、ノーという趣旨を伝えるのがコツです。

例えば、「もっと重要な案件をやっているのでその仕事はできません。」とストレートに言うのではなくて、「今こういう案件を第一優先でやっていて、一週間後までには終わる予定だが、その後でも良いか?」とか、「私よりもっと早く終わらせることができる人がいるので、今からその人の所に一緒に頼みに行ってみようか」などとオブラートに包んで表現するのです。

これは、決して日本式な曖昧な表現というわけではありません。

私の経験では、欧米人のほうがこのようなオブラートに包んだ断り方が上手です。

しかも組織の上にいる欧米人ほど、この笑顔でやんわり断る技術、日本語でいう所の「腹芸」が上手い人を良く見かけます。

日本人は、無愛想に何でも断る人と、愛想良く何でも引き受けて自滅する人の、両極端が多いように思えます(ステレオタイプな分類ですが)。

私自身は前者の「強面で何でも断るタイプ」になりがちです。新卒時からはたくましくなったものです。でも、もっと人間としての幅と深さを身に付けてエリート欧米人並みの腹芸を身に付けたいものです。


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posted by Tabbycat at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生産性を高める | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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