〜いままでのあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
社会人3年目に同期がロンドン勤務になったことをキッカケに英語学習を決意するもすぐに飽きて勉強をやめてしまう。
そしてとうとう英語とは関係のない部署へ転勤してしまう。この転勤をきっかけに英語学習を再開した。
血のにじむ努力の結果TOEIC815を獲得。
その後海外勤務を手にするためあえて英語学習を中断し、英語力+経営問題への関心度をアピールすべく、社内提言論文の執筆にとりかかった!
そこに人事部から留学生候補を公募するメールが全社員へ届く。
応募を決意するがロンドン勤務の同期も応募することが発覚。
ライバルとの闘いが始まる!
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人事からの「留学生候補公募の件」というメールは海外事務所にも送られていたのでした。
英語ができるし優秀さを買われてロンドン勤務している○岡が応募しないわけはありません。
彼の「何か情報ない?」というメールには、
「今の所ない。でも何かわかったらメールする。俺も応募するよ。」
と返しました。
そもそも私がTOEIC815を取ったのは、彼が教えてくれた本のおかげです。
(詳細は過去ログ参照)
恩を仇で返すことはしたくありませんでした。
それに彼だけが敵じゃないから、セコイまねをしてもあまり意味がありません。
応募を決意した私は、作戦を練り始めました。
この留学生候補をMBAで定番の3C分析に例えると、こうなります。
・喜ばせるべき顧客(Customers):人事部長、社長
・競合他社(Competitors):他の応募者
・自社(Company):自分
まず、これらを分析して戦略を考える必要があります。
つまり、
人事部長、社長の考え方、性格などを把握し、
他の応募者の強み・弱みを分析し、
自分を他の応募者より際立たせ、人事部長と社長に選んでもらう戦略が必要です。
まずは、顧客分析・・・
社長の考え方や性格は社内報に社長が書く記事や、たまに出るマスコミから受けるインタビューの内容から把握できてました。
営業部門畑ですごい販売業績を上げ続けて社長にまで上り詰めた、体育会系男。でも頭も良いらしい。酒好き。
人事部長については何もしらなかったので、データ集めが必要でした。人事部に大学の後輩がいたので、そいつと飲んで情報収集をしました。
結果は、
営業部門畑ですごい販売業績を上げ続けて人事部長にまで出世した、体育会系男。でも頭も良いらしい。酒好き。
同じかよ!
まあ、うちの会社じゃありがちですね〜。こういう人が出世するのは。
さて、次は競合分析・・・
応募基準であるTOEIC750以上を持っている人が応募してきます。敵は彼らです。
うちの会社は英語を使う部門はごくわずかです。海外拠点と本社の調査部門、企画部門、国際部門、そんくらいか・・・いずれにしても東大京大出身者がひしめく部門。
英語力と頭のよさではかないそうにありません。
じゃあ、彼らの弱みは・・・う〜む・・・
気を取り直して、最後の自己分析・・・
敵と比較しての自分の弱みは・・・多すぎ。考えるのを中断。
自分の強みは、
・2本の論文(締め切りが近いことから他の人は2本も書けまい)
・TOEICを短期間でスコアアップさせた根性はアピールできるかも
なんだか勝ち目がないなあ・・
しかし!
これだけリストアップしてみて、私には1つだけ勝機があることに気づきました。
To be continued...
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