2010年09月30日

第二次大戦前と同じことが今起きている

先日の記事「第二次大戦終戦、ブレトンウッズ体制」で書きましたが、第二次世界大戦の原因の一つは、世界中が不況となる中で、各国が自分に都合良いように自分勝手な行動をとったことでした。自分の国の通貨と他の国の通貨の交換比率を、自分の国に都合のよいように決めようとして争いが起きたりしました。

これと同じことが、2010年の今現在も起きています。

欧州、米国、中国とも自国通貨の為替レートを低く抑えようと壮絶な駆け引きをしています。自国の輸出品の値段を下げることで製造業の収益と雇用を回復させるためです。どの国も雇用を守るために必死なのです。

主要国の中では日本だけが例外です。日本円は上昇を続け、日本の輸出産業の収益を圧迫しています。メーカーは生産拠点を外国に移し、日本の雇用を削減しています。

「為替レートは市場が決める」というナイーブな考えを捨て、日本も雇用を守るために円安へ誘導する努力をすべきです。


一方、環境を自分の都合の良い方向へ誘導しようとしても限界がある、ということも知っておかなければなりません。環境を維持する努力は短期的には有効ですが長続きはしません。長期的には新しい環境に適応できた者が生き残ります。

これは、企業だけでなく個人にも当てはまります。以前の記事で書いた人材になることに加え、英語を身につけ、フラット化する世界に適応する努力をした者が生き残ります。

そもそも、環境の維持を祈るよりも、新しい環境へ適応しようと考える方が前向きで気持ちが良いというものです。


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posted by Tabbycat at 07:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・経済を知る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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