2010年12月16日

小宮一慶「知的アウトプット術」

小宮一慶氏の「小宮式 知的アウトプット術」を読みました。

「一秒!」や「日本経済」などのベストセラーを連発している小宮一慶氏は、これまでに70冊の本を書き、毎月12本の連載をこなすなど、質が高いアウトプットを大量に行っています。小宮氏は400字詰原稿用紙3枚(つまり1200文字)を、20分で書きあげてしまうそうです。

「小宮式 知的アウトプット術」では、小宮氏の<書く秘訣>を知ることができ、私にとってとても有益でした。
 
本書は、次のような章立てです。
 第1章 仕事を早くする 小宮式「書く力」
 第2章 書く能力を高める インプット力
 第3章 インプットをアウトプットに生かす
 第4章 アウトプットを高めるために学ぶこと
 第5章 小宮式文章作成術 8つのポイント


小宮氏の<速いアウトプット>の秘訣を要約すると、
1.書く前の段取りをしっかりと行う
2.書くときは集中して書く
3.書く機会を作り、書くことに慣れる

ということです。

本書で印象に残ったのは、「速く書くためには、書く前の段取りが大切」という点です。情報収集とプロットの整理を終わらせておけば、机についた時に「何を書こうかな」「どう書こうかな」と悩む必要がありません。事前に考えておいた内容を書くだけです。

つまり、書く前の<段取り>をしっかりと行ってはじめて、書くときには書く事自体に集中できるというわけです。

どうやって<段取り>をするかが問題ですが、小宮氏は、

1.自分の専門分野をしっかり勉強し熟知する
2.常に情報をインプットする

という2点を強調しています。

専門分野を熟知し自分の強みとすることが、価値あるアウトプットを生み出すベースとなります。小宮氏は、「専門分野を熟知することが一流への近道」「週に2時間勉強すれば、1年後にはエキスパートになれる」と述べています。

専門知識があれば、同じ情報を得ても、人とは違う洞察を持てます。常にアンテナを張り情報収集を行い、専門知識を武器にしてプロットをまとめます。


また、本書では、新聞・雑誌・書籍の読み方、メモの取り方、情報収集と整理の方法についても小宮氏のノウハウが紹介されています。私にとっては、徹底的にメモを取る方法が役立ちそうです。

小宮氏は、「自分が書きたい物でなく、読み手にとって面白く有益な物を書くべき」と主張しています。読み手にとって<バリュー>のある内容を、<インパクト>のある形で書くことが大切とのことです。

これまで私は、自分がアウトプットできる量やスピードに、自分で限界を設定していたように思います。「小宮式 知的アウトプット術」を読んで、自分で付けたリミッターをはずし、アウトプット量を増やしてみようと思うことができました。


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posted by Tabbycat at 21:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生産性を高める | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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