2011年04月12日

ジェームズ・C. コリンズ、ジェリー・I. ポラス「ビジョナリーカンパニー」

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則 [単行本] / ジェームズ・C. コリンズ, ジェリー・I. ポラス (著); James C. Collins, Jerry I. Porras (原著); 山岡 洋一 (翻訳); 日経BP社 (刊)
ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則


この本は、有名すぎるくらい有名な本なので、私が紹介する必要はないかもしれません。でも、私自身何度も読み返している本なので、あえて紹介します。

アマゾンの紹介文より:
3M、IBM、ディズニーなど時代を超え際立った存在であり続ける企業18社を選び出し、設立以来現在に至る歴史全体を徹底的に調査、ライバル企業と比較検討し、永続の源泉を「基本理念」にあると解き明かす。


「ビジョナリーカンパニー」と聞くと、ソフトバンクの孫氏や、ユニクロの柳井氏のような、大いなるビジョンを持ったカリスマが卓越した経営を行っている会社を連想するかもしれません。

しかし、本書の定義する「ビジョナリーカンパニー」はそうではありません。むしろ、先見性や予言的ビジョンを持たずに設立されている会社がほとんどです。

また、壮大な経営計画を立てて成功したのではありません。会社設立当初の計画は失敗し、いろんな事業を始めては潰し、試行錯誤の末にようやく事業内容が確立されています。

孫氏や柳井氏のようなカリスマ経営者もいません。その代わり、カリスマ経営者がいなくても優れた経営を行えるような、仕組みや文化が組織内に定着しています。

ビジョナリーカンパニーに共通するのは、利益を最大目標としていない点です。これは、今後ますます注目されることになると思います。

今後経済成長が成熟化する世界では、利益を拡大しつづけることは、だんだんと難しくなっていきます。利益の拡大を目標に掲げる会社は、いつか行き詰る時が来ます。

利益ではなく、「自分達の会社は何をして社会へ貢献するのか」というビジョンを、組織の価値観の中心におき、ビジョンの実現を組織の目的とするのです。

そうすれば、適正な会社規模で、適正な利益を出しながらビジョンを実現し、会社を永続させることができます。

今後の世界は、全ての会社が「ビジョナリーカンパニー」になることが求められると、私は考えます。

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則 [単行本] / ジェームズ・C. コリンズ, ジェリー・I. ポラス (著); James C. Collins, Jerry I. Porras (原著); 山岡 洋一 (翻訳); 日経BP社 (刊)
ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則


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posted by Tabbycat at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・経済を知る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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