2011年06月10日

情報整理考

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「考える技術・書く技術」では、資料の重要箇所や自分のアイデアをカードに書き、カードを分類したり入れかえたりして構成を考える方法が紹介されています。これは、川喜田二郎氏が「発想法」で提唱した“KJ法”という方法です。

これに対し、「カードを使うのは時間の無駄。どんどん情報を頭脳に溜め込み、無意識の力を使うほうがアウトプットの量も質も上がる」

と主張するのが立花隆氏の「『知』のソフトウェア」です。
 
 


「実をいえば、私も若いときには、梅棹忠夫の「知的生産の技術」の京大式カードとか、川喜田二郎の“KJ法”とか、それに類したもろもろの知的プロセスの技術論をそれなりに読んで影響を受けたのである。なるほどと思い、そういうことを多少は試してみた。しかし、カード作成などほんの数日もつづかなかった。時間がかかりすぎるので、バカらしくなってやめてしまったのである。いまは思い返しても早くやめてよかったと思う。あんなことをつづけていたら、私がこれまでになしたアウトプットの十分の一もできなかっただろう。」知のソフトウェアP150



こうも見事に先人たちの意見が真っ向から対立してしまうと、どちらを参考にしてよいのかこまってしまいます。わたしの場合は、いろんな意見の本を読むたびにいちいち影響をうけ、情報収集・整理・アウトプットのプロセスを変える、ということを繰り返してきました。

そして今は、だいたい自分なりの方法論が定まってきました。基本的には、立花隆氏のスタイルを踏襲しています。

ブログ記事は、記事のアイデアが浮かんだときにキーワードや、数個の文章をメモ帳1ページ程度に書いておき、これを元に書きます。

仕事などのペーパーは、エビデンスとなる表やチャートを作り、大まかなロジックの流れを箇条書きやフローチャートの形でA4紙1枚に書き、この紙を見ながら文章を書きすすめ、表やチャートをペタペタ貼って完成させます。

今の私の課題は、数枚のペーパーでなく一冊の本を書くための情報収集と整理のスタイルを確立することです。ただ本一冊分の文章を書くだけなら、ペーパーを書く要領の延長線でやったことはあるのですが、ピーター・ドラッカーのように、歴史上の事実、統計情報、引用を駆使した重厚な本を書くにはペラ一枚のメモやチャートでは不十分です。

日ごろから情報を収集し整理しておく必要があります。そこで今は、目的を明確にしたうえでのスクラップとカード書きを試行錯誤しながらやっています。

自分の能力や書きたいものが変化し、情報メディアやツールが発達するのに応じて、情報収集・整理とアウトプットのスタイルは、どんどん変えていくものだと思います。

その意味で、アウトプット法に関するすぐれた書籍を繰り返し参照することは有益だと思います。

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posted by Tabbycat at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 知識・スキルを高める | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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