
最近、iPhoneとかXperiaのようなスマートフォンを買おうかと考えたのですが、見送ることにしました。次のように考えたからです。
1.お金がかかる
スマートフォンを買うと、まず、初期費用として端末代に3万円以上かかります。
そして、通信費に毎月7千円程度かかります。私の場合、今使っているガラケーの通信費が2千円を超えることはありません。そのため、スマートフォンに変えると、毎月の通信費が5千円以上増えることになります。
通信費を5千円余計に払うくらいなら、毎月新書や文庫本を7〜8冊買うか、ハードカバーの専門書を毎月1〜2冊買うほうを、私は選びます。
2.時間を奪われる
スマートフォンは、ニュースやブログの最新記事、Twitterのつぶやきを、いつでもどこでも、リアルタイムに収集することができます。そのほかにも、便利なアプリ、楽しいアプリが豊富に揃っています。
意思の力の弱い私がスマートフォンを持ったら最後、読書中だろうが勉強中だろうが仕事中だろうが、ちょっと疲れたときに、「スマートフォンをいじりたい」という誘惑に勝てる自信がありません。
何か成し遂げたい目標があって、継続的な努力をしなければならない人にとっての最大の敵は、かつてはテレビでした。現代には、テレビよりもっと手ごわい、スマートフォン、という敵が現れたといえます。
能力が全く同じ2人がTOEIC700点を目指している、とします。
1人は、1年間スマートフォンを持ち歩き、英語学習アプリで勉強しようと決意しますが、ついつい情報収集、Twitterのつぶやき、ゲームなどに時間を使ってしまいます。
もう1人は、英語教材を持ち歩き、暇さえあれば英語学習に励みました。
そして1年後。どちらが目標のTOEIC700を獲得したでしょうか。
要するに、私がいいたいのはそういうことです。
ご理解いただきたいのは、他の人がスマートフォンを持つことを否定しているわけではないということです。誰が何にお金と時間を使おうと自由です。私はほかのことにお金と時間を使いたいだけです。
※これは現時点での私の意見です。1ヵ月後には考えを180度変えている可能性もあります。
