2012年01月19日

ドイツの友人の欲望

よろしければ、ブログランキング応援クリックよろしくお願いします。
人気ブログランキングへ

過去の記事で、英語をマスターしたい本当の理由、英語を手段としてあなたのどんな欲望を満たしたいのかを自覚することが重要だと述べました。今回は欲望について考えるきっかけとなった私の体験を書きます。
 


MBA留学中に知りあったドイツ人と会話していたとき、聞かれたことがあります。

"What is your greed?"
(君の欲望は何?)

彼は某自動車会社で成功し、今は生産拠点の新興国への移転など責任ある役割を果たしています。たくさんの子供に囲まれ幸せに暮らしています。

紳士的な風貌の彼から"greed"という言葉を聞くのは意外だったのですが、彼の考えはこうでした。欲望を持つことや、欲望を満たすために努力することは悪いことじゃない。何がほしいのか、何をしたいのかを自覚するからこそ、その欲望を満たすために何をすべきかがはっきりする。

そして改めて聞かれました。自分の欲望はなにか。そのために何をしているのか。

当時の私は、会社の社費でMBA留学していました。ある専門分野を重点的に勉強し、会社にもどって役立てようと本気で考えていました。彼にそう答えたのですが、この答に彼は満足せず、こう言いました。「それは会社の中での君の役割であって、君自身のGreedではないだろう。」

この言葉は、私に大きなインパクトを与えました。

会社で求められる役割と、個人の欲望は同じではないのです。たとえば、会社が前年比売上20%増を目標として掲げ、私の役割はマーケティング・プランを企画し実行することだとします。これは私の役割であって、私個人の欲望ではありません。

たとえば、ベースサラリーとボーナスを上げて金をためアーリーリタイヤすることが私の欲望だとします。マーケティングを成功させ、売上増に大きく貢献すれば、年収アップはまちがいありません。このように欲望と役割が直接リンクしているからこそ、私はマーケティングを成功させるという役割に全力を尽くすのです。

欲望のレベルにまで落としこまず、「企業から与えられた役割だから頑張らないといけない」という浅いレベルでとどまっている場合、社員のモチベーションは弱いものにしかなりません。モチベーションの源泉が役割に対する責任感だけだからです。責任感だけで行動しても、その実行力には限界があります。責任を果たしてしまえばそこでモチベーションを失ってしまうからです。

自分の欲望を自覚し、欲望を満たすために何をすべきか明らかにし、全力で実行する。これが成果を出すために必要なステップです。欲望には際限がありません。一つの欲望を満たせば次の欲望が生まれます。欲望をベースに行動すれば、実行力を失うことはありません。

よろしければ、ブログランキング応援クリックよろしくお願いします。
人気ブログランキングへ



posted by Tabbycat at 22:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 目標を設定し、達成する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。