2012年01月25日

世界分散コツコツ投資は儲からない

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著名な投資ブログ、梅屋敷商店街のランダムウォーカーに興味深い記事がありました。低コストのインデックス投信やETFを使った分散積み立て投資は、絶対儲かると決まっているわけではない、という内容です。
 
この意見には同意です。特に今後は分散投資しても儲からないケースが増えるでしょう。
 

なぜなら、今後の低成長が予想される先進国では、株式のリターンも今までのように高くはならないからです。一方で、ボラティリティは非常に高くなっています。先物やデリバティブの拡大と、それを活用する短期投機家の増加で、価格変動の大きさは以前と比べると比較にならないほど大きくなりました。

しかも、株式相場は数年間かけて少しずつ上昇したあと、バブル崩壊で一気に下落する、というパターンを辿ります。この場合、積み立て投資では、徐々に高値で積み立てて、平均購入単価を高めたあげく、最後に一気に損失が発生する、ということになりかねません。安易な気持ちで積み立て投資を始めた投資家は、この暴落で気持ちが折れてしまい、積み立て投資をやめてしまうでしょう。

「だれでも簡単」「月千円からはじめられる」などの売り文句でPRされる積み立て投資は、実はリスクが非常に大きいのです。簡単に安価で始められるからといって、安易に始めてはいけません。

積み立て投資を始めるなら、円建て定期預金の定期定額積み立てから始めるべきです。ただし金利は0.1%以下と非常に低く、投資としてほとんど意味がありません。

そこで選択肢にあがるのは、為替ヘッジ付き外国債券ファンドです。債券は株式に比べれば圧倒的に低リスクで、長期投資で儲かる可能性はほぼ100%です。ただし、日本債券ファンドは日本の低金利の債券に投資し、信託報酬を引かれるので期待リターンはほぼゼロです。そこで金利の高い外国債券が選択肢となります。外国債券には為替リスクがあるので、これを排除する必要があります。だから為替ヘッジ付き外国債券を選ぶのです。

幸いにも、今は日米短期金利差はほぼゼロなので、ヘッジコストはほぼゼロです。米ドルベースのハイイールド債券や新興国債券に投資しドル円為替リスクをヘッジするファンドに投資をすれば、長期投資によって儲かる確率はほぼ100%で、しかも日本債券よりも高いリターンが得られます。

ヘッジ付き外国債券に投資する方法は投資信託を買う以外にもあります。最も低コストなのは外国債券に直接投資しつつ、FXを使ってドル・ショート、円ロングポジションを外債投資額と同じだけ維持する、という方法ですが、初心者には敷居が高いし面倒です。

積み立て投資を始めたい初心者は、為替ヘッジ付き外国債券ファンドからはじめるのが最もリーズナブルな選択肢です。

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この記事へのコメント
はじめまして!

長期投資について調べていたところ、ここにたどり着きました。ネットで検索して感じたのは、10年、30年投資したら儲かるという予想だけで経験談みたいなものが皆無なんですね。絶対儲かるみたいな本がバンバン出版されているので、それに比例して経験談的な情報もほしいところです。

10年後にどうなっているなんて誰にもわかりませんから、やっぱりリスクは大きいような気がします。
Posted by ゆうこ at 2012年10月04日 00:21
ゆうこ様、

コメントありがとうございます!

投信やETFが登場してまだ日が浅いので、長期積立投資で資産を何倍にも増やした人はまだいないと思われます。

さわかみファンドを積み立てているひとは全員含み損のはずです。

長期積立投資を啓蒙している方々は、基本的に良い人達で、自分達は良い物を啓蒙していると信じているところに、危うさを感じます。
Posted by Tabby at at 2012年10月05日 08:11
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