2012年02月27日

日本国債残高の限界を知る方法(TPP亡国論)

よろしければ、ブログランキング応援クリックお願いします。
人気ブログランキングへ


TPP亡国論 (集英社新書)


TPP亡国論に日本の債務残高に関する目からウロコの議論がありますので紹介します。

「日本は世界一の借金大国」などと報道されます。政府債務残高の対GDP比率が200%に達しており、ギリシャやイタリアをはるかに上回る世界一の水準だからです。GDP対比でみた債務残高比率が高いのは事実なのですが、だからといって「日本の債務は世界一危険」というわけではありません。
 
財政健全度は、債務の残高や比率だけでは計れません。他の要因も考慮しなければなりません。たとえば、その国にお金を貸したいという供給がどれくらいあるか、などです。

それでは無数の指数を分析しないと日本債務の健全度がわからないのかというと、そうではありません。金利をみれば良いのです。金利は、借り手である日本の状況や貸し手の状況などありとあらゆる要素を市場が織り込んだ上で、決定され、日々変動しています。

日本の10年国債金利は現在1%を下回り、世界一低い水準です。これは金利1%で良いから日本にお金を貸したい、という供給があるから成立しているのです。

TPP亡国論ではこのほか、物価と失業率も指標として有効だとしています。日本の物価はデフレで下がり続けています。逆に言えばお金の価値があがっているということです。また、日本の失業率は4%程度と世界でも相対的に低い水準です。これは日本経済が相対的に安定していることを示します。つまり、物価と失業率をみても、日本は安定しているといえるのです。

私は、これに加えて為替レートも指標として有効だと考えます。ご存じの通り、日本円は米ドルに対してもユーロに対しても上がり続けています。これはつまり、日本円に対する世界の信任が厚いということを意味します。借金で破綻しそうな国の通貨がこんなに上がり続けるわけがありません。

日本国債は、永遠に無限に発行可能というわけではありませんが、今すぐに暴落するというわけでもありません。金利を中心に、物価、失業率、為替レートをウォッチしていればわかることです。


TPP亡国論 (集英社新書)

よろしければ、ブログランキング応援クリックお願いします。
人気ブログランキングへ

ツイート、はてブいただけますと、下に自動的に相互リンクされます。是非おねがいします。
↓↓


posted by Tabbycat at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・経済を知る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。