2012年03月06日

内田和成「スパークする思考」

よろしければ、ブログランキング応援クリックお願いします。
人気ブログランキングへ


スパークする思考 右脳発想の独創力 (角川oneテーマ21)


本書では、BCG(大手戦略コンサルティング会社)元日本代表内田氏の思考プロセスが紹介されています。

要するに、「スパークする思考」で内田氏がいっていることは、「分類整理に凝るのではなく、アンテナを伸ばし(内田氏の言葉でいうと「インデックスを増やし)、見て聞いて読んで考え、人と話すことで思考が熟成され、ある日自分の脳内で思考がスパークする」ということです。


P174に以下のように要約されています。
・問題意識を重視するが、
・いいかげんで
・無理をしない
・情報は放置して熟成させる

ファイリング術やデジタルデバイス活用術のような情報整理術は、労力の割に活用する機会が少ないとして、やんわり否定しています。これも内田氏がありとあらゆる知的生産の技術を試し紆余曲折を経た上でだした結論であり、説得力があります。

頭の中に関心事項をストックさせ、時と場合に応じて思い出すという作業は、誰でも無意識にやっていることです。たとえば、ラーメンに凝っている時はラーメン店を見つけると気になり、場所を覚えますが、隣にフランチレストランがあったことには気づきもしません。こうして脳内にはラーメン店の情報が次々とストックされます。

誰でも自然とやっていることだが思考と情報の脳内蓄積ですが、コンサルティングとしての職人芸にまで達するには修練が必要です。しかも、脳内で行われている無意識下での活動なので、ノウハウを言葉で説明するのは難しいのです。

この説明が困難なことを解説しようと挑戦したのが本書です。そして、その挑戦はかなりの程度成功しています。成功している理由の一つは豊富な具体的事例です。本書では、内田氏が実際にどのような情報を仕入れ、いったん忘れ、その後どのようにして思いだし、コンサルティングとしてアウトプットしたか、様々なケースが示されています。

内田氏の場合は関心の幅がものすごく広いのに圧倒されます。これをいきなりまねしようとしても、一般人には難しいし、無理して真似る必要はありません。内田氏がさまざなな業界に広く関心を持つのは、経営コンサルタントという職業上の必要に迫られてのことだからです。自分の職業や自分の好みに応じて、何を自分の関心事項にするかを決めた方がよいでしょう。

思いついたことや考えたことを、自分の言葉で書くことが大事です。まとまった分量ならブログに掲載してもよいでしょう。短文にしかならない思いつき程度なら、ツイッターでつぶやいておくという手もあります。大事なのは、思いついたことを人の目を意識した文章にするということです。「考えて書く」という行為によって、頭の中のどこかに、書いた事実が記憶として残ります。

紙やデジタルガジェットによる情報整理に行き詰まり感を抱いてる人にとって、とても参考になる本です。

今ならアマゾンで199円で購入できます。


スパークする思考 右脳発想の独創力 (角川oneテーマ21)

よろしければ、ブログランキング応援クリックお願いします。
人気ブログランキングへ

ツイート、はてブいただけますと、下に自動的に相互リンクされます。是非おねがいします。
↓↓


posted by Tabbycat at 21:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 生産性を高める | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。