2012年10月10日

株式売買で必ず儲ける方法

今回の記事の目的は、「株式売買で必ず儲ける方法」を紹介することです。これは、損するリスクを抑え、うまくやれば年率20%以上のリターンは十分可能な方法です。

前回、過去記事で、初心者は株に手を出さないほうが良いと書きましたが、実は私は、株式投資もやっています。勤務先の都合で個別株式に投資しようとすると面倒くさい手続きを求められるので(クライアント企業の株を買うときは「インサイダー情報を持っていない」という誓約書を書かされる等々)、ETFや投資信託で株に投資しています。

株式投資を始めた当初は、「ウォール街のランダムウォーク」などを読んで「長期投資すれば株は必ず儲かる」と信じていたので、毎月毎月株式ETFや投資信託を買っては保有しつづける、「コツコツ積み立て投資」、「バイ&ホールド」と呼ばれる投資を実践していました。これが大間違いでした。

2004年から2007年にかけては、世界的に景気が絶好調の局面でした。給与やボーナスが増えたので、その分よけいに株式ETFや投資信託に毎月投資していきました。投資するさきから株価がどんどん上昇するので、お金がお金を生むかのように資産が増えていきました。資産運用の収益が給料を遙かに上回りました。今思えば、私もバブルに踊らされていたのでしょう。

しかしその後、2008年から2009年にかけてのリーマンショック、相場の大暴落に直面しました。資産は一気に3分の2くらいに減りました。結局私がやっていたことは、相場が高値圏の時にお金を投資につぎ込んだあげく、リーマンショックで一気に資産を減らしただけだったのです。この経験から、収入が増える時期にたくさんのお金を投資してコツコツ積み立て投資をするのは、お金をどぶに捨てるようなものだと気づきました。

今でもバイ&ホールド戦略を実践していますが、運用資産全体の一部分にとどめています。バイ&ホールドはリスクが非常に大きな投資戦略だからです。私はバイ&ホールド戦略のほかに、3つの投資戦略を採用していて、以下のように4つの戦略に分散投資しています。

1. バイ&ホールド戦略
2. ヘッジ付き外債ファンド戦略
3. キャッシュ・ポジション戦略
4. 「株式売買で必ず儲ける方法」戦略

このように、投資戦略を分散させることが非常に重要だと考えています。資産分散だけではリスク分散として不完全です。相場が暴落するときはほぼすべての資産が同時に下落するからです。

「2. ヘッジ付き外債ファンド戦略」は、ヘッジ付き外国債券ファンドをバイ&ホールドする戦略です(過去記事参照)。あえて他資産のバイ&ホールドとは別戦略とみなしています。なぜなら、ヘッジ付き外国債券は他資産よりもリスクが非常に低く相場暴落時にも下落幅が小さく、しかも高リターンがみこまれるからです。

「3. キャッシュ・ポジション戦略」は、現金・預金(またはMMF)です。投資では常に余力を持っておくことが大切です。資産のすべてを投資すると、相場が暴落した時に打つ手がなくなり、資産を大幅に減らし、投資を挫折してしまう可能性があります。キャッシュポジションをもっていれば、相場暴落時の精神安定剤になり、しかも相場の大底で他の戦略へリバランスすることで大きな収益を得ることができます。キャッシュポジションも立派な運用戦略の一つです。

そして最後が、「株式売買で必ず儲ける方法」戦略です。前置きが長くなりましたが、この戦略を紹介することが本記事の目的です。この戦略はいたってシンプルです。

普段はキャッシュポジション(現金)にしておきます(「3. キャッシュ・ポジション戦略」とは別にです。そのため、資産の大部分がキャッシュになります)。キャッシュポジションの時に株価があがると株を買いたくなりますが、じっと我慢します。その時は「1. バイ&ホールド戦略」の資産が増えるので、それでよしとします。欲張りはいけません。

すると、相場が大きく下落する局面が必ずやってきます。リーマンショック級の暴落が理想的ですが、これは10年に一度くらいしかありません。そこまで大きなショックでなくても、米国債格下げショックや、ギリシャショックなど、けっこう頻繁に「○○ショック」は起きるものです。

○○ショックがおきると、経済雑誌だけでなく、一般誌の表紙にまで「株価暴落」の文字が踊り、ワイドショーでコメンテーターが株価下落を政府の責任にするような話題をはじめます。悲観的な空気が広がり株価は下落を続けます。この段階ではまだキャッシュポジションのままにしておきます。株価の下落は予想以上に長く続くからです。

株価が底をついて上昇に転じ、底から1割くらい上がった頃が投資の頃合いです。先進国株や新興国に幅広く投資するインデックスファンドを買います。

投資開始した後、相場が再び下落した場合は売却して損切りします。この損切りをためらってはいけません。ポジションをキャッシュに戻し、次のチャンスを待ちます。

投資開始後に相場が上がり続けた場合は、あるていど儲かったところで利益確定の売却をします。いつ利益確定するかが大きなポイントです。利益確定売りが早すぎると、売った後も相場が上昇した場合に利益を得られません。逆に売りが遅すぎた場合、相場が下落に転じて利益を失うかもしれません。

「株式売買で必ず儲ける方法」戦略では、10%程度の利益が出た時点で売却します。利益が10%に届かなくても、相場が上昇をやめてもみ合いを始めたら利益確定します。それ以上は欲張りません。大きく儲けることよりも、損しないことを優先します。利益確定した後も相場が上がり続けるかもしれませんが、その場合は「1. バイ&ホールド戦略」が儲けてくれます。それでよしとします。

「株式売買で必ず儲ける方法」戦略の肝は、(1)チャンスが来るまで何ヶ月も、ひょっとしたら一年以上キャッシュポジションのまま悠然としていられるか、(2)損切りを躊躇なくできるか、(3)欲張りすぎずに利益確定できるか、の3点です。この3点はどんな手法であれ、投資においてとても重要なポイントです。

最後に強調したいのは、「人の考えをうのみにするな」ということです。投資手法を長々と説明しておいて矛盾しているのですが、他人の投資手法を盲信してはいけません。私が今回書いたことを盲信してはいけません。投資においては、自分で考える、ということがとても大事です。失敗しては反省し、と繰り返して自分なりの投資スタイルをつくっていくことが大事です。
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