2012年12月28日

三橋貴明「国民の教養」


経済と国家がわかる 国民の教養

今、安倍政権の経済政策をめぐり、様々な経済の専門家が、様々な意見を発表しています。

ケインジアン、マネタリスト、リフレ派、オーストリア学派など、無数に経済学者には派閥があるようですが、私には、何がなにやらわかりません。別に分かりたいとも思いません。もっとシンプルに経済評論家を2つに分類する方法があるからです。

経済を評論する人間は2つに分けられます。一つは、日本経済がこれからも成長できると考えている人々です。もう一つは、日本経済はこれから衰退すると考えている人々です。

三橋貴明氏は、前者に属し「日本経済はこれからも成長できる」と考える、数少ない論者です。

日本の経済評論家の多くは、日本は成長しないと考えています。「日本はこれから少子高齢化、人口減少が進む!なのに国の借金は増え続けている!日本は衰退する!破綻する!!」という宣伝を、新聞やテレビ番組、ウェブ上の記事などで繰り返し、日本人にネガティブ思考を受け付けています。

私も、日本経済衰退派の影響をまともに受けた一人です。ふつうに新聞やテレビやウェブをみているうちに彼らの言説を何度も繰り返し脳に刷り込まれ、「日本は衰退する!」というプロパガンダをまともに信じるようになっていました。

私のような人はたくさんいると思います。私のような、日本の将来を悲観し、防衛的な経済行動をとる人が増えた結果、今の日本は景気が低迷しつづけているのです。

本書は、日本経済悲観論をはじめとする、日本に蔓延する日本悲観論や自虐論が、実は何の根拠もないデタラメであることを客観的なデータを駆使して暴きます。

たとえば、日本経済悲観論に対しては、生産年齢層が減少している国は日本だけでないというデータと、生産年齢層が減少している国の中で経済成長していないのは日本だけというデータを示し、「生産年齢人口が減っている国でも経済成長を成し遂げている。人工減少を根拠とする日本経済悲観論はデタラメだ」と証明します。

そのほか、「日本では未成年者の凶悪犯罪が増えている」「日本の医療保険制度は最悪だ」「日本の年金制度は破綻する」なども実はデタラメであることを証明してみせます。

今こそ日本人は本書を読み、悲観論や自虐論でない、健全な教養を身につけるべきです。



経済と国家がわかる 国民の教養


posted by Tabbycat at 14:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・経済を知る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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