2013年08月16日

中国向け輸出が減っても日本は大丈夫です。ご安心を。

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 マスコミでは、中国なしでは日本経済が成り立たないかのような印象操作が繰り返されてきました。

「日本は貿易立国!」
「これからの貿易の最大相手国は中国(様)!」
「中国と貿易できなくなったら日本は終わる!だから中国(様)に逆らうな!」

 中国経済が絶好調だったころは、このような論調が毎日のように繰り返されていました。

 最近はこの手の報道はトーンダウンしてきました。メディアにのせられて中国進出したあげく、反日デモで店をメチャメチャに破壊されたという事件や、最近の中国経済の行き詰まりのためでしょう。

そもそも、日本は中国との貿易などしなくても何の問題もありません。その理由は、(1)日本は輸出依存国ではなく、(2)日本の中国向け輸出はほんのごくわずか、だからです。

(1)日本は輸出依存国ではない

 日本の輸出額はGDPの約14%です。これはこれは先進国の中でも低い水準です。ちなみに韓国では輸出額がGDPの50%程度、中国は30%弱をしめています。韓国は輸出に依存した経済といってよいでしょう。
 
 日本の経済は、企業の設備投資や政府支出(公共投資)、個人消費が大半を占めているのです。日本は輸出依存国では決してありません。内需国なのです。

 日本は貿易立国で、貿易によって高度経済成長を成し遂げてきた、というのが一般的なイメージですが、それは事実ではありません。これは覚えておいて損はありません。


(2)日本の中国向け輸出はほんのごくわずか

 日本の中国向けの輸出が完全に途絶えたとしても、日本経済には大きな影響はありません。なぜなら、日本の中国向け純輸出(輸出ー輸入)は、日本GDPの0.3%程度にすぎません。仮に中国との関係が悪化し、貿易がストップしても、GDPが0.3%減少するだけです。

「中国は日本の最大の貿易相手国」といわれてきましたが、これも事実でなくなりました。先日のジェトロの発表によると、中国経済の失速によって対中貿易が縮小し、アメリカが日本の最大貿易相手国となりました。


日中貿易総額4年ぶりに減少 1〜6月期 中国経済の減速響く
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130814/biz13081420500015-n1.htm

 日本貿易振興機構(ジェトロ)が14日発表した平成25年上期(1〜6月)の日中貿易総額(ドル換算)は、前年同期比10・8%減の1472億ドルとなった。上期としては4年ぶりに前年実績を下回った。中国経済の減速を背景に輸出が落ち込んだ。日本の輸出額に占める中国のシェアは前年同期の18・0%から17・2%に縮小。米国(18・3%)が首位となり、中国は5年ぶりに2位に転落した。

 対中輸出は16・7%減の614億ドルで2年連続の減少。中国国内の需要の伸び悩みで、建設・鉱山用機械が61・6%減、自動車が42・8%減となるなど、主要な輸出品が軒並み不調だった。

 中国向けの自動車輸出は、ドイツや韓国などでも低迷しており、ジェトロは「尖閣諸島(沖縄県石垣市)国有化以降の日中関係悪化の影響より、中国の景気減速の影響の方が大きい」とみる。

 一方、中国からの輸入は6・1%減の858億ドルで4年ぶりの減少。スマートフォン(高機能携帯電話)向けの通信機などの輸入は増加したが、国内の液晶テレビ市場の縮小で音響映像機器の輸入が29・5%減の大幅減だった。ウナギや鶏肉などを含む食料品も落ち込んだ。

 日中貿易の先行きについて、ジェトロは「中国が経済成長より構造改革優先に転じており、輸出の減少傾向は続く」(真家陽一・中国北アジア課長)と分析している。

(引用終り)

 日本が中国の輸出に依存しているのが本当なら、「対中輸出が減少した!」というニュースはもっと大々的に取り上げられ、大騒ぎになっても良いはずです。

 しかし、取り扱いはきわめて地味でした。日経新聞でも一面にのらず、国際欄に掲載されたたけでした。ネット上でも上の産経オンラインくらいしかありませんでした。まあ、「中国向け輸出減少」と「日本GDPプラス成長」の記事を同時に載せたくない気持ちは分かります。


 というわけで、日本は貿易のために中国にペコペコする必要はまったくないのです。

 むしろ、中国経済にとって、日本はなくてはならない存在です。日本の高性能な部品や化学素材、工作機械を輸入しないと、中国はなにも作ることはできません。段ボール餃子や発ガン性物質入り野菜をつくるのが関の山です。

 繰り返しますが、中国との貿易がなくなっても日本経済に大した影響はありません。ご安心ください。

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posted by Tabbycat at 21:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・経済を知る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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