

米国ニューヨーク州のロングアイランドで、83歳の男が病院から退院する際、救急車を盗んで逮捕されました。
容疑者は、病院で受けたケアに不満を抱き、夜中の1時に怒って退院してしまいました。その際、病院の駐車場から、鍵が挿しっぱなしになっていた救急車を盗んだのです。
警察は近くのセブンイレブンで容疑者を発見し、容疑者は救急車の窃盗を認めました。
その後、容疑者は病院に戻されて診察を受け、入院したまま、罪状認否手続きが行われたそうです。
容疑者は第2級重窃盗罪に問われています。
何ともアグレッシブな83歳ですね。入院が必要なほど体が悪いのに、とても元気そうに思えます。腹を立てて、恐らく勝手に退院してしまったのでしょうが、救急車を盗んではいけませんね。高齢者で入院中となると、裁判や受刑も難しそうですが、しっかりと罪を償ってほしいものです。
この容疑者は”second-degree grand larceny”「第2級重窃盗罪」に問われています。larcenyは「窃盗罪」という意味で、これにgrand「重大な」を付けてgrand larcenyとすると「重窃盗罪」になります。逆に「些細な」を意味するpetitやpettyが付くとpetit (petty) larceny「軽窃盗罪」という意味になります。
ソース:http://www.mynbc5.com/article/police-83-year-old-man-checks-out-of-hospital-steals-ambulance/9166537
