

南アフリカで、ヒョウがヤマアラシに襲い掛かる様子が撮影されました。
YouTubeに投稿された映像では、ヒョウが2匹のヤマアラシに忍び寄りますが、ヤマアラシは全くヒョウを恐れていない様子です。
まず、ヒョウは1匹のヤマアラシに近付きますが、ヤマアラシの背中の針に阻まれ、直ぐに離れます。標的を変更し、もう1匹に襲い掛かったヒョウですが、ヤマアラシの鋭い針が顔や胸に刺さり、結局は2匹に逃げられてしまいます。
この後、ヒョウは数分間に渡り、自分に刺さったヤマアラシの針を抜いていましたが、最後まで残った針を抜くのは諦めて、針を付けたまま茂みの中に消えて行ったそうです。
映像では沢山の針がザクザクとヒョウの体に刺さっています。とても痛そうです。ヤマアラシはその鋭い針のため、身を守る能力が大変高い動物です。YouTubeには、ライオンの群れがたった1匹のヤマアラシに手出し出来ないという動画もあります。
また、ヤマアラシは防御力が高いだけでなく、気性もかなり激しいということなので、もし野生のヤマアラシに出会ったら十分に注意しましょう。
quillと言えば、ガチョウやワシなどの鳥の羽で作られた「羽ペン」を連想しますが、ヤマアラシやウニなどの「針」という意味もあります。この場合、spineやneedleなどの単語と置き換え可能です。
ソース:http://www.upi.com/Odd_News/2017/04/12/Leopard-learns-painful-lesson-about-messing-with-porcupines/6441492023259/?utm_source=sec&utm_campaign=sl&utm_medium=4
