2017年09月29日

山口真由「東大首席が教える『超速7回読み』勉強法」のすごさは「7回読み」ではない

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メディアで話題になっている山口真由氏の本を遅ればせながら読みました。これがとても興味深い本でした。

山口氏は、北海道出身なのですが、地元の高校に進まずに単身上京し、筑波大学付属高校に入学します。東京大学に入学し在学中に司法試験、国家公務員T種に合格。大学の成績はオール優を獲得し首席で東大を卒業。財務省に入省し、法律事務所に転職後、ハーバード大学のロースクールに留学します。現在は東大大学院で法学の研究を行う傍ら、TV出演や執筆などで活躍中です。

この経歴を見ると、頭の良さを持て余している人なんだろうなという印象を持ってしまいますが、本書で紹介されている山口氏の勉強法はとても泥臭いものでした。

その勉強法とは本書のタイトルにもなっている「7回読み」です。山口氏はこの「7回読み」で東大、司法試験、国家公務員T種試験を突破したと述べています。

7回読みの基本は、「理解しようとせず、とにかくサラサラと速く読む」ことです。

1回目は、本の文章を読みつつ、章のタイトル、見出しを意識して、見出しや章の関係を把握し全体像を感じ取ります。

2回目は、章と見出しの関係を念頭に置いて、全体を流し読みします。

3回目も、全体を流し読みします。

この3回目までは、土台作りです。

4回目は、文章中のキーワードを意識して読みます。ただし、キーワードを覚えようとはせず、「何度も出てくる言葉だな」「この言葉は詳しく説明してあるな」と感じ取るだけです。

5回目は、キーワードとキーワードの説明文を意識しながら読みます。

6回目から、ディテールにも目を向けます。6回目以降は、「答え合わせ」の感覚をもちながら読みます。

7回目は、これまでの6回読みで頭の中のノートにだいたい本が写し取れているはずなので、7回目でしっかりと定着させます。

「7回読んだら本のほぼ全てがだいたい頭に入っているはず」という主張には賛否両論があるでしょう。正直いって私にはできそうにありません。

しかし、本書で重要なのは「7回読み」ではないと私は感じました。山口氏から学ぶべきなのは、その徹底的な勉強時間です。中学時代は1日4時間、夜12時まで勉強。大学受験時は1日14時間勉強。司法試験の時はなんと1日19時間半勉強し睡眠時間は3時間!。「蛍の光」が延々と流れる幻聴を聴くほどの異常な猛勉強をされています。国家T種では司法試験ほどではないものの、1日10時間勉強されています。

これだけ勉強すれば、「7回読み」でなく他の勉強法であっても東大や司法試験、相国家T種試験に合格できるでしょう。

私は山口氏のすごさは「7回読み」勉強法ではなく、長時間勉強する執念だと感じました。

勉強や英会話、ダイエットなどで、「楽に短期間でできる!」という謳い文句の宣伝を多く見かけます。しかし、楽に短期間でできるものなどありません。1つの目標を定めたら、目標達成のために自分の時間を注ぎ込む。そのために、ほかのことはあきらめる、という覚悟が必要です。



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