2019年09月02日

金子みすゞ「こだまでしょうか」


「金子みすゞ名詩集」

プログラムやデータサイエンスが学校教育で必須になるとの議論があります。

しかし私は、AIが発達する世界では、人間はAIにはできないことをすることが大事だとおもいます。


たとえば、詩を味わう、などです。

最近「金子みすゞ名詩集」を読みました。

有名な「こだまでしょうか」も含まれている詩集です。

「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。

「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。

「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。

そうして、あとで
さみしくなって

「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。


この詩集の中では、私は「蜂と神さま」が好きです。

蜂はお花のなかに、
お花はお庭のなかに、
お庭は土塀のなかに、
土塀は町のなかに、
町は日本のなかに、
日本は世界のなかに、
世界は神さまのなかに、

そうして、そうして、神さまは、
小ちゃな蜂のなかに、


この詩は、三次元の世界に住む人間には理解できない宇宙の秘密を、とてもかんたんで美しい言葉でうたっているように思います。


「金子みすゞ名詩集」


posted by Tabbycat at 18:00 | Comment(0) | 社会・経済を知る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。