
カナダで、酔っ払ったように見えるアライグマが見つかりました。
オンタリオ州オタワの郊外にあるスティッツビルの住人は、夜行性の動物であるアライグマが妙な動きをしている姿を目撃しました。
ある住民は「アライグマは動くことが出来ませんでした」と証言しています。
「足を引き摺り、ふらついて、立ち上がるのに苦労していました。見ただけで何かがおかしいと確信できる程でした」
また、他の住民は、「酔っ払いアライグマ」を探す警官から裏庭への立ち入り許可を求められたと言います。
「だからデッキの下でアライグマが眠っているのかと合点がいきました。酔っ払ったアライグマは我が家のデッキの下で眠っていたのです」「アライグマはよろめきながら歩いていて、まるで酒を飲み過ぎた人のようでした」
専門家によると、酔っ払った原因は熟した果物にあるのではないかということです。
警察が「狂犬病の疑いがある」と見ていたアライグマは、実はクラブアップルを食べて酔っ払っていたのです。
動物が熟したベリー類や他の食べ物で「酔っ払う」ということは珍しくなく、起こり得る現象です。例えばミネソタ州では昨年の秋、鳥が窓や車に衝突して来るという通報が複数ありました。後に鳥たちは酔っ払っていたことが判明しました。原因は例年より早い霜降でベリー類が早く発酵してしまったためです。
専門家はもし「酔っ払った」アライグマや他の動物を見かけたら、動物管理センターに通報することを推奨しています。
It's furry inappropriate to sleep off "hangovers" at a stranger's house.
— CBC Ottawa (@CBCOttawa) 2019年9月6日
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酔っ払うつもりもなく酔っ払ってしまったアライグマ、何が起こったか分からなかったのではないでしょうか。野生動物は酔っ払っている時に敵に襲われたら大変です。酔う原因となってしまう果物を上手く避けられると良いですね。今回のアライグマは何とか無事だったようで、また狂犬病ではなくて良かったです。
ソース中に”fermented fruit is most likely at fault”とあります。faultは「失敗」や「過失」といった意味で有名ですが、今回は「責任」という意味で使われています。be at faultで「責任がある」という意味になり、ソース中の一文は「熟した果物に最も責任があるように思われる」つまり「熟した果物が原因と考えられる」ということです。faultの「責任」は、responsibilityとは少しニュアンスが異なり、良くない状況や悪いことにおける「責任」を表します。
ソース:https://www.foxnews.com/science/canada-drunk-raccoons-stumbling
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