ブログランキングへのご支援よろしくお願いします。

最近、飲食店やコンビニで悪ふざけした写真をFacebookやTwitterで公開する輩が増えている。
こういう手合いは何も考えおらず、ただ目立ちたいだけでやっているので、相手にせずスルーするのが一番だ。
しかし、この手の馬鹿馬鹿しいネタはアクセスを集めやすいのか、大手ニュースサイトがいちいち取りあげる。ツイッターでも拡散しやすい。それをみて、「俺たちもやろっか!卒業記念に!」などというのが次々とあらわれている、と想像する。
個人を特定されたとしても、失う既得権は持っていない。無料で手軽に世間に注目されるのだから、ノーリスク、ノーコスト、ハイリターンな行動であり、実は合理的な意思決定に基づく行動ともいえてしまう。
人気者になりたい、女に注目されたい、友達に自慢したい、という動機で世間に迷惑をかける行為をやりたくなる気持ちは分からんでもない。
ただ、やるならもっと、バイト先の冷蔵庫に入るとか餃子屋で全裸になるとかいうセコイことじゃなくて、もっとデカイことをやれないか。
村上龍氏著
69 sixty nine 
では、主人公の高校生、矢崎剣介は自分の学校をバリケード封鎖する。時は1969年。学生運動が末期のピークを迎えた時で、当時の大学生は日米安保条約に反対し、不正や汚職にまみれた体制にノーを突き付け、共産主義革命による理想社会の実現を目指した。
佐世保という田舎の高校生だった矢崎剣介は、自分の高校をバリケード封鎖することを思いつくが、その理由は「女にもてたいから」。
続きを読む
posted by Tabbycat at 00:42
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
チラシの裏
|

|