2012年10月12日

小飼弾「新書がベスト」


新書がベスト (ベスト新書)

現代人は幅広い教養が必要です。自分の専門分野だけでなく、自然科学、歴史、哲学、文学、経済、政治などについて、広くそしてある程度深く知ることが求められています。

しかし私たちには全ての分野の専門書を読みこなす時間などありません。かといってテレビや雑誌では教養とよべる知識や見識は身に付きません。

そこで便利なのが新書です。いくつもの出版社から、ありとあらゆる分野の新書が大量に出版されています。ここで問題となるのが、新書には何十年も増刷を繰り返している名著がある一方で、いいかげんに作られたクソ本もたくさんあるということです。しかもたちの悪いことに、新書の表紙は名著もクソ本もまったく同じ装丁なので、見た目では区別できないのです。

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2012年10月03日

フレームワーク思考は「オワコン」


仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

MECE、ロジックツリーなどの思考のフレームワークは、昔BCG(ボストン・コンサルティング・グループ=大手外資系戦略コンサルティング会社)が開発しました。フレームワークはBCG門外不出のノウハウとして顧客以外の社外に知らされることはありませんでした。

しかしその後、BCGは、フレームワーク自体に価値はなく、その使いこなし方に価値がある、と考えを変え、フレームワークを一般に公開しました。そしてフレームワーク思考の手法は一般に知られるようになったのです。

フレームワーク思考を解説する本は、書店にたくさんあります。メジャーなフレームワークを知っておくことは、ビジネスマンにとって必須です。しかし、「フレームワークを知っている、使える」というだけでは不十分だと認識しておく必要があります。


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2012年04月18日

佐藤義典「図解実践マーケティング戦略」


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図解 実戦マーケティング戦略

この本は超おすすめです。まだ四月ですが、おそらく私にとって今年読んだ本の中でナンバー1になるでしょう。

私は、本書のフレームワークを使って、自分の会社や各商品、そして「ビジネスマンとしての商品」と見立てて自分自身を分析してみました。さらに、新聞や雑誌に出ている成功企業や衰退企業を分析してみました。すると、どんどん5つのフレームワークが自分の思考ツールとして脳内にしみこんでいくのが実感できました。

今では、社内会議や顧客とのミーティングではホワイトボードにフレームワークを描きながら議論をリードすることができるまでになりました。これをホワイトボード・トークといいますが、これは非常に重要なスキルです。
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2012年04月12日

あなたは日本の未来を悲観しなくて良い

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世間では、日本の未来を悲観するニュースが毎日のように流れています。

・人口減少

・少子高齢化社会の到来

・中国やインドに追い抜かれ日本の地位が低下

・年金制度の破綻

・大増税時代の到来

私も「日本経済が衰退していく」という記事を書いたことがあります。

しかし、最近は日本の未来を悲観する必要はない、と考えるようになりました。

なぜなら、
 
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2012年04月11日

棋士羽生氏とヤマト運輸小倉氏の言葉はなぜ普遍的なのか

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決断力 (角川oneテーマ21)

小倉昌男 経営学

棋士の羽生氏の「決断力」は、将棋において次に何を指すかを決める能力を高める方法にフォーカスして書いています。将棋という、世の中の大半の人にとっては関係のないことについて書かれているのですが、その言葉は普遍性を持っています。

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2012年04月09日

MBAに行く前に必ず読むべき本

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今回は、米国のMBAならどの大学でも使っている定番テキストを紹介します。MBA入学が決まっている人は、これらの本を事前に熟読しておくことをお勧めします。これらは必ず読まされるテキストですし、殺人的なスケジュールを強いられるMBAでの貴重な時間を、定番テキスト読みに使うのはもったいないです。MBA入学前にテキストを読んで理解しておき、MBA中は、その理解に基づいた議論や思考に時間を使うべきです。続きを読む
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2012年04月02日

神田昌典「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」

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60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法


本書はよくできています。

本書にでてくるチャートを埋めていくだけで、自分の会社が売っている商品がなぜ売れるのか、売れないのかが分かります。自分の商品の強みがどこにあり、どこが弱いのかが見えてくるのです。

世の中の商品に、弱みだけというものもなければ、強みしかないというものもありません。弱みもあれば強みもある商品というのが大半です。このチャートを使って分析をしていると、商品の強みをのばし、弱みをカバーする商品マーケティング戦略がおのずと浮かび上がってきます。

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2012年03月22日

松岡正剛「多読術」は本好きなら読まずにいられない

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多読術 (ちくまプリマー新書)


本書の著者、松岡正剛氏はウェブサイト「千夜千冊」で今では千冊以上の本に関する記事を公開している方です。

本書を読むと、松岡氏の読書量がハンパではないことに驚かされます。毎晩午前三時まで本を読み、蔵書は数万冊レベル。かなりな本マニアです。

本書では松岡氏が読んだ本が次々紹介され、読みたくなります。特に刺激を受けたのは「全集を読むのが究極の読書」という言葉。全集は図書館や神田の古本屋にズラッと並んでいるのを見かけますが、自分で買って家に並べ読むという発想はありませんでした。本書で紹介されている全集を早速読みたいと思うが、まずは家に全集を置くスペースを作らねば。

本書で面白かったのは松岡氏の情報整理術です。
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2012年02月28日

レイモンド・チャンドラー(村上春樹訳)「The long good bye」


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ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)


レイモンド・チャンドラー(村上春樹訳)「The long good bye」の訳者あとがきから、私の好きな文章を抜粋します。

P627
しかし文章を書くことは、猫を愛することと並んで、最後の最後まで彼にとっての「ネイチャー」であり続けた。つまり何はともあれ、彼は自然に書かずにはいられない人格だったのだ。すべての人が生きていくために肺と気管支をつかって呼吸することを必要とするのと同じように、彼は生きていくために鉛筆とタイプライターを用いて文章を書くことを必要とした。そしていやしくも何かを書くからには、たとえそれがどんなものであれーーうまく書かないわけにはいかなかった。うまく文章を書くことは、彼にとっての重要なモラルだった。彼はある手紙のなかにこのように書き記している。
「私は思うのですが、生命を有している文章は、だいたいみぞおちで書かれています。文章を書くことは疲労をもたらし、体力を消耗させるかもしれないという意味あいにおいて激しい労働ですが、意識の尽力という意味あいでは、とても労働とは言えません。作家を職業とするものにとって重要なのは、少なくとも一日に四時間くらいは、書くことの他に何もしないという時間を設定することです。べつに書かなくてもいいのです。もし書く気が起きなかったら、むりに書こうとする必要はありません。窓から外をぼんやり眺めても、逆立ちをしても、床をごろごろのたうちまわってもかまいません。ただ何かを読むとか、手紙を書くとか、雑誌を開くとか、小切手にサインするといったような意図的なことをしてはなりません。書くか、まったく何もしないかのどちらかです。(中略)この方法はうまくいきます。ルールはふたつだけ、とても単純です。(a)むりに書く必要はない(b)ほかのことをしてはいけない。あとのことは勝手になんとでもなっていきます」
 彼のいわんとすることは僕にもよく理解できる。職業的作家は日々常に、書くという行為と正面から向き合っていかなくてはならない。たとえ実際には一字も書かなかったとしても、書くという行為にしっかりとみぞおちで結びついている必要があるのだ。それは職業人としての徳義に深くかかわる問題なのだ。おそらく。



上記は「書くこと」についての文章ですが、文筆以外のどんな行為や職業にでも当てはめることができます。何であれ、自分が選んだ世界で一流になるために重要なのは、少なくとも一日に四時間くらいは、そのこと以外に何もしないという時間を設定することです。
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2012年02月09日

読書・思考ツールとしてのポメラ

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KINGJIM デジタルメモ「ポメラ」 DM20 クロ リザードブラック

ポメラを導入してから読書の仕方が変わりました。読書中に考えたことをポメラにメモするようになったのです。本に書いてあることでなく、読んだことをきっかけとして発生した自分の思考の内容を書いています。

これは、一冊の本からできるだけ多くのブログ記事ネタを得ようというスケベ心から始めたのですが、今ではブログとは関係のない事もメモしています。

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posted by Tabbycat at 21:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 知識・スキルを高める | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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